TECH::EXPERT(テックエキスパート)は未経験からエンジニアに転職するためのプログラミングスクール
IT人材不足が叫ばれて久しい日本。
転職を前提としたプログラミングスクールも増えてきました。
なかでも転職支援まで行うプログラミングスクールの先駆けとなった
「テックエキスパート」について、担当者に話を聞いてきたのでご紹介します。
3分でわかるテックエキスパートの要点
テックエキスパートは、通学型のプログラミングスクールです。
エンジニア正社員を目指す「転職コース」と、
フリーランスエンジニアを目指す「副業・フリーランスコース」の2つがあります。
校舎は東京の渋谷、大阪の心斎橋、名古屋の3箇所にあります。
テックエキスパートは通学型のプログラミングスクール
テックエキスパートは、転職支援まで行い、
「受講生をエンジニアの職につける」ことに特化したプログラミングスクールです。
10週間の短期コースか、6ヶ月の夜間コースを選べます。
短期コースの受講者が多いようです。カリキュラムは3段階に分かれ、
Ruby on Railsを中心としたサーバサイド、
Javascriptを中心としたフロントエンド、
サーバーの扱いなどを学習します。
履歴書・職務経歴書の添削、プログラムのポートフォリオ(作品集)の作成、
面接対策など、様々なサポートが充実しています。
テックエキスパートを担当できるのは、審査を受けた最高クラスのメンターだけ。
だから、エンジニアのスキルだけでなく、教育スキルも兼ね備えたトップメンター陣に相談可能です。
コース | 料金(分割可能) |
転職コース | オフラインのみ:598,000円 |
---|---|
副業・フリーランスコース | オフライン :598,000円 オンライン :498,000円 |
受講料は分割払いが可能です。
月々24000円〜無理なく受講が可能です。
また、14日間は無条件の全額返金保証があります。
受講してみてやはり違う、と思ったら退会することも可能です。
転職保証や案件獲得保証があるため、エンジニアになれなかった場合、
受講料が全額返金されます。
転職成功率が高いため、ほとんど使われないそうですが、
いざとなったときの保証がある点も安心です。
転職実績は、勢いのある企業が多いようです。
30代でも、エンジニアに転職しています。他のスクールだと受講すらできないことが多いですが、テックエキスパートなら大丈夫です。
SES企業にはほとんど就職せず、事業会社か開発会社のいずれかだそうです。
テックエキスパートは「転職保証」「案件獲得保証」のあるプログラミングスクール
最短10週間で正社員エンジニアになれる
Ruby on Rails
20代はもちろん、30代も受講可能。かつ、転職実績多数。
転職コースと副業・フリーランスコースが選択可能。
受講費用はオフライン59.8万円、オンライン49.8万円(分割で2.4万/月〜)
テックエキスパートとテックキャンプの違いは?
テックエキスパートの運営会社は、
テックキャンプというプログラミングスクールも運営しています。
テックキャンプは多様なテクノロジーを、教養として身につけたい人のためのスクール、
テックエキスパートは、エンジニアに転職したい、フリーランスになりたい、という
プログラミングを仕事にしたい人向けのスクールです。
テックエキスパートも、テックキャンプも申し込めば基本的に全員受け入れてもらえます。
目的に応じて通うべきスクールを選んでください。
テックエキスパートを受講している人は?
テックエキスパートでは無料カウンセリングを受けたあとに、
受講を決定します。
テックエキスパートの担当者の方によると、
「営業系の方のキャリアチェンジ」
「AIに奪われる職業の人の危機感」
「ものづくりを仕事にしたい」
というのが3大パターンだそうです。
特に最近は「AIの発達でなくなる職業」と言われている職種の方、事務職・受付・整備士などの方が危機感を持って受講しに来るパターンが増えているようです。
あるいは、「ものづくり」に関する仕事をしたい、と考えている人も多いようです。
営業の人を中心に、自衛官・消防士・飲食店・バンドマン・フリーターなど、様々な人がカウンセリングに来るそうです。
他にも保育士・介護士からキャリアチェンジを希望する人もいるようで、
全くパソコンに触れたことがなかった、とか、
ほとんど使ってこなかった、という人でも、みっちり学習して、
エンジニアに転職しているのが、テックエキスパートのすごいところです。
テックエキスパートの転職コースと副業・フリーランスコースの違いは?
転職コースはエンジニア正社員を目指すコース、
副業・フリーランスコースは業務委託案件を受注できるようにするコースです。
受講生の数は、転職コースと副業・フリーランスコースで半々だそうです。
未経験からフリーランスになりたい人はテックエキスパート一択!
特にフリーランスを目指し、案件受注を支援してくれるスクールは他にないので、
テックエキスパートに集まってくるそうです。
注)一応侍エンジニア塾がフリーランスを目指すコースを持っていますが、私はおすすめしていません。
テックエキスパート30代でも正社員エンジニアになれる
また、他の転職を目指したプログラミングスクールでは、受講条件が20代までと制限がかかっていることが多いです。これは、未経験のエンジニアとして就職するには30代は難易度が高いということに起因しています。
しかし、テックエキスパートは30代以上も受け入れており、実際に就職実績もあります。
そのため、30歳以上の方でWeb系エンジニアを目指したい、という人はテックエキスパートが有望な選択肢です。
転職コースはテックエキスパート内の選考がある
無料カウンセリングを実施したあとに、テックエキスパートでは選考を行っています。
確実に転職を支援できるよう、人数を絞っている、という面が強いようです。基本的にはエンジニアになりたいという意思の強さが効いてくるそうです。
また、35歳以上はなかなか未経験からの転職に結びつきにくいため、副業・フリーランスコースに入ることが多いようです。それまでの経験とエンジニアのスキルを結びつけて価値を出していくには、そのほうが良いのかもしれませんね。
いずれにせよ、フリーランスの場合でも案件受注を支援してくれるので、エンジニアを仕事にすることはできます。
テックエキスパートの講師の質は?
テックエキスパートでは講師のランクがあります。
テックキャンプを教えられるメンター、
テックエキスパートの中期まで見られる講師、
テックエキスパートの最後まで見られる講師、
のように、講師実績や社内試験制度によって、
講師のランクが決められています。
講師も、エンジニア経験があるから教育に向いているとは限りません。
そのため、テックエキスパートの講師陣は、
エンジニアとしてのスキルも当然ながら、
教育スキルも研修を受け、その実績をつけられるよう、
仕組みが構築されているのです。
なので、受講する側も安心して受けられる体制が整っています。
テックエキスパートの卒業生の就職先は?
事業会社4割強、受託開発会社4割強、SES1割弱、というのが就職先だそうです。
9割近くが事業会社か受託開発会社に就職できている、というのは非常に優秀な数字です。
また、卒業生の就労状況も追跡しているようです。
卒業生に案件紹介をする段階で、ブラック企業は排除しているそうです。かならず営業担当者が労働環境を確認しています。
しかし、極まれにうまく偽装していてブラック企業が紛れ込むこともあるようです。その場合は、サポートをし直して、再度きちんとした企業に紹介する、というフローもあるなど、就職に関するサポートはかなり力をいれています。
キャリアサポートはとにかく充実
テックエキスパートは就職や案件受託を目標としたスクールなので、
面接を始めとした転職対策は非常に重要視しています。
特にはじめての転職の人も多く、またエンジニア未経験からの転職、
つまりエンジニアとしての採用試験を初めて受ける、という人も多いです。
そのため、履歴書の書き方、職務経歴書のアピール方法、面接対策などかなり充実して力を入れています。
まずは、業界の基礎知識を学習します。
その上で、履歴書・職務経歴書を書き、キャリアアドバイザーからの添削を受けます。
そして、授業の中で作成するプログラムのポートフォリオと、その說明の仕方、あるいは、面接でどのようなアピールをするのかを、実践形式で行います。特に実際の面接が始まる付近では毎日面接の練習を行い、本番を自信を持って迎えるようにサポートします。
また、面接を受けてからも、受講生から感想や聞かれた内容、それにどう答えたかをヒアリングし、その上で次回どうするかの作戦も一緒にねってくれるという力の入れようです。
もちろんエンジニアなので「技術質問」も含まれます。要はプログラミングに関する基礎知識や考え方をその場で回答することになるのですが、これは営業職だと無縁です。
これもある程度のパターンがあるため、
本番にどんな質問が来てもいいように、かなり厳しく実践するようです。
キャリアについて一緒に考えたり、進捗を相談する「ライフコーチ」がつく
テックエキスパートには「ライフコーチ」という担当者もいます。要は、エンジニアを目指し学習する中で、日々のサポートをしてくれるコーチのことです。
メインは学習の進捗を管理し、どのように取り返していくかを一緒に考えるのですが、
他にも、転職に対する不安を相談し解消する、モチベーションが下がってきた時にサポートするといったこともします。
また、勉強をしていると、
「自分はエンジニアに向いていないんじゃないか」
「エンジニアが本当にしたいことじゃないんじゃないか」
ということが頭をよぎることも多いそうです。
そんな時に、最初に目標としていたもの想像していたものを思い出したり、
実際のエンジニアの仕事や成果物などを見て、考えを詰める手助けをします。
もちろん、最初のカウンセリングの時点でエンジニアに成るべきか考えているので、気を取り直して勉強に励む人が多いようですが、実はエンジニアがやりたいことじゃなかった、という結論になる人もいるようです。
そんな場合は、再度どのようなキャリアを目指すべきかを考え、その後の相談をする、という人もいるようです。
それも、テックエキスパートの『「今よりも幸せに働ける未来」を提供すること』というミッションを体現しています。
まとめ:エンジニアの正社員を目指す人は、
テックエキスパートのカウンセリングに行くべき
テックエキスパートはエンジニア正社員への転職や、
フリーランスエンジニアとして案件受託をできるようにするプログラミングスクールです。
カウンセリングは無料なので、ちょっとでもエンジニアに興味がある、という人は一度相談してみるといいでしょう。
一度カウンセリングに行くと営業が激しいんじゃないか?という不安がある方もいると思います。しかし、テックエキスパートは『「今よりも幸せに働ける未来」を提供すること』というミッションを掲げているため、「エンジニアを本気で目指していない」あるいは「転職を本気で考えていない」という人に、無理強いすることはありません。
なので、営業も比較的あっさりしています。逆に本気で向き合ったときには本気で返してくれる、とも言えます。
いずれにせよ、スクールとの相性を確認してみる、という意味でも、いちど相談はするべきなので、まずは無料カウンセリングに行ってみましょう。きっと新しい何かが見えるはずです。