Bit:Bot(ビットボット)でMicro:bit(マイクロビット)を車にして動かす
Microbit(マイクロビット)はイギリスで開発された、教育用のマイコン基板です。
USBにつなぐだけで簡単にプログラミングの学習ができてしまう手軽さと、
1つ2000円という価格から、日本でも利用が拡大しています。
基盤だけでもScratch、Javascript、Pythonと多様なプログラミング言語でマイクロビットを動かすことができます。今回、玄人志向から、マイクロビットを載せて車にできるきっとBitBot(ビットボット)のセットが発売されたので、購入してみました。
注文はAmazonでしました。
玄人志向のキワモノシリーズ。キワモノシリーズは、初期不良以外交換不可能のタイプのことです。内容に問題はありません笑
中身を開けると、プチプチで梱包されていました。マイコンも一応精密機械なので、安心です。
中身がこちら。マイクロビット、ビットボット、超音波センサー、玄人志向指南書、ライントレース用のシートが付属品です。
ライントレース用のシートを開くとこんな漢字です。八の字を回るようにできます。ライントレースはロボットプログラミングの中では定番ですね。
マイクロビットはこんな感じ。普通です。
肝心のロボットカーキット、ビットボット(Bit:Bot)は?
さて、いよいよロボットカーキットのビットボットを開封します。今回は、これを目当てに購入したといっても過言ではありません。
なんせ、LED、モーター、超音波センサーがついて、マイクロビットを指すだけで使えて、約8000円という安さなのです。購入の手軽さから言って、学校の部活や授業でも使いやすいんじゃないでしょうか?
こちらも、プチプチで丁寧に包まれています。
あけてみたら、ロボットカーの基盤と、電池ケース、前輪のローラー、後輪が2つはいっていました。
後輪駆動で、前輪は全方向に移動可能なボールローラーになっています。
そのため、その場で回転とか、自由にできそうですね。
ちなみに完成形はこんな感じです。
ロボットカーらしいフォルムですね。前についているのは超音波センサーです。
これで距離を測ることができます。
組み立てはプラスドライバーだけで簡単
さて、組み立てます。
基盤に必要な部品をつけていくだけで簡単に完成します
まずは、基盤(写真左)と、袋に入ったネジなどをつけていきます。
ネジ類は4種類です。
特に2種類あるネジの設置場所に注意します。
前輪のボールを基盤につける
まずは前輪のボールを2本あるネジで留めます。このときナットも使います。
ドライバーでネジを抑えながら、ナットを回します。軽くナットがネジにハマったら、今度は手でナットを抑えてドライバーを回します。
ナットが固定されるとイカの写真のようになります。反対側にはボールがついています。
電池ケースの土台をつける
続いて、4本あるネジと、2つある金色のパーツを使って、電池ケースの土台をつくります。
単純に金色のパーツを手で抑えながら、ネジ締めを行います。右に2本残っているネジは、電池ケースの固定に使います。
2本のこったネジで、電池ケースを固定すると以下の写真のようになります。ちなみに、土台のパーツが電流を流してくれるので他の配線が必要ありません。楽ちんです。
ビットボットにタイヤをはめる
電池ケースが固定されたら、タイヤをはめます。これはそのまま押し込むだけです。
前方に超音波センサーをとりつける
いよいよセンサーの取り付けです。
超音波センサーは、4本のネジと4個のナットのセットで基盤に取り付けます。
基盤の上から、超音波センサーのネジ穴にネジを通し、裏からナットで固定します。まずはネジに1つ1つナットを軽くはめていき、最後にナットを抑えながらドライバーを回して固定しましょう。
最後にマイクロビットを設置して完成です。LEDなどの模様がある方が上に来るようにします。
わからないこと、わかりにくいことがあったらぜひコメントに書いてください。
今後の予定
今後以下のようなコンテンツを製作予定です。
1.ビットボットでLEDを点滅させる
2.ビットボットでロボットカーを走らせる
(前進、後退、停止、カーブ、信地旋回、超信地旋回など)
3.ビットボットと超音波センサーで距離を測る
4.ビットボットで自動ブレーキシステムを作る
5.ビットボットでライントレース