Android開発言語に正式採用されたKotlinとは?
Kotlinは2017年にAndroidに正式採用されたプログラミング言語です。
世界で最も使われているプログラミング言語の1つである「Java」の後継・互換言語として作られました。
また、Javascriptにコンパイルすることもできるため、
幅広い活用が期待されています。
特徴は、
・簡潔に書ける
・エラーを避けやすく安全
・ライブラリの相互作用がJVM, Android, ブラウザであり、効率的
・開発環境も整っている
ことです。
Kotlinを習得すると稼げるの?
Kotlinは2017年のAndroid正式採用以降急速に需要が拡大したプログラミング言語です。平均年収も2017年時点で577万と全体の3位でした。
出典:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html
2018年は4位になっていますが、
最大提示年収が1000万円から1200万円に増加しています。
また、案件数も2017年と比べて5.3倍になっています。
Kotlinの市場自体が拡大しているようです。
世界的にもAndroidのシェアは拡大していますし、
日本でもiPhoneからAndroidへの流れがあります。
今後もAndroidを中心としてKotlinの成長が予想されるため、早いうちにKotlinを習得しておくとよいかもしれません。Java同様に、Androidアプリに限らず幅広く活用されてきています。
Kotlinを学べる本
Kotlinを日本語で学べる本はまだ数が多くありません。
おそらく今後急激に増えていくことが予想されます。
現状、プログラミング初心者向けでおすすめの本がありません。今後の登場を期待したいですね。
ただ、読むべき本もあります。
Kotlinの開発者が書いた本を翻訳したものです。
入門には向きません。中・上級者向けですが、本格的にKotlinを活用するなら持っていて損はないでしょう。
Kotlinを学べるプログラミングスクールは?
Tech Academy(テックアカデミー)のAndroidアプリコースは、
KotlinとAndroid Studioを使って、プログラミングを学習します。
テックアカデミーのAndroidアプリコースは、
オリジナルアプリをGoogle Playに公開するのがゴールです。
Kotlin, Android Studioを使ったプログラミング,
Gitを使ったコード管理,
Firebaseを使ったサーバ管理と、
Google Playへのアプリ公開の仕方を学習します。
4週間 | 8週間 | |
価格 | 社会人129,000円 学生89,000円 | 社会人179,000円 学生119,000円 |
メンタリング回数 | 7回 | 15回 |
1週間の推奨学習時間 | 20〜40時間 | 10〜20時間 |
テックアカデミーは、4,8,12,16週間のコースが選べるため、
1週間に確保できる学習時間と相談しながらコースを選ぶといいでしょう。
オンライン教材を見ながら、手を動かしていくのが中心です。
Udemyと異なり、学習に詰まった時に自由に相談できること、
オリジナルアプリを開発できることが優位性です。
UdemyのKotlin講座をすべて揃えると9万円くらいします。
そう考えると、テックアカデミーで質問をガンガンしながら進めていくほうがコスパもいいかもしれません。
Kotlinを学べる動画講座はUdemyがおすすめ
現状、Kotlinを入門から学ぶならUdemyの講座がおすすめです。
すでに日本語でKotlinについて入門から中級のクラウドアプリ開発まで学ぶことができる講座がリリースされています。
一番やさしいAndroidアプリ開発入門
一番やさしいAndroidアプリ開発入門は、
初級編(216のレクチャーと21.5時間の動画)
中級編1~4の計5本のシリーズになっています。
自分の学習したい内容だけをピックアップすることもできますし、
初級編から中級編4まですべて学習して、
自分のオリジナルアプリ作成につなげることもできるでしょう。
どの講座も、「導入部分が無料」でみられるので、
導入部分の説明を聞いて、自分に合うかどうかを判断するのもありです。
・Android Studioの使い方
・Kotlinの使い方
・アプリの設計図の書き方
・基本メソッド、クリック処理などの導入
・Androidエミュレータの使い方
・脳トレアプリ、単語帳アプリの開発
・アプリ設計の仕方
・マテリアルデザインの使い方
・フラグメントによる画面レイアウトの基礎
・複雑なリストの作り方
【Kotlin】一番やさしいAndroidアプリ開発入門3<他のアプリの力を借りる[地図・カメラ等]>[中級編2]
・Androidでファイルを取り扱う方法
・Google Map APIの使用
・カメラアプリとの連携と画像の使用
・現在位置の取得方法
・撮影場所を記録できるアプリの開発
・アプリ内広告の表示
・課金アプリの販売方法
・確認ダイアログの表示方法
・アプリコードの難読化(リバースエンジニアリングの防止)
・Firebaseによるクラウドの利用
・リアルタイムデータベース機能の使用
・ナビゲーションドロワー利用
・通知・SAFの活用
・リアルタイムチャットアプリの作成
英語が得意なら!Udemyの英語版もKotlin講座が充実
日本語のKotlin講座はゼロからはじめる一番やさしいAndroidアプリ開発入門だけですが、英語だとより幅広く講座があります。
The Complete Android Kotlin Developer Course ・環境設定(JDK, IDE, )
・Kotlinによるプログラミング処理の基本(分岐、繰り返し、関数、リスト、etc.)
・年齢計算アプリの開発
・Tic Tac Toyアプリの開発
・電卓アプリの開発
・ポケモンGOっぽいアプリの開発
・動物図鑑アプリの開発
・Firebaseを使ったクラウドアプリの作成
・Twitter、Facebookアプリ
・センサーアプリ(照度センサ、加速度センサ)
・スマホ探索アプリ
Kotlinの基礎をみっちり学習したあとに、
Androidの簡単なアプリを6個、
FirebaseとSQLを使ったクラウドアプリの開発を6個、
計12個のアプリを完成させます。
プログラミングの知識ゼロでスタートできるくらい丁寧に進んでいきます。プログラミングをする上で、一番豊富で最新の情報は英語で書かれています。
英語の勉強がてら、英語のコースでKotlinを学んでみるのもいいでしょう。
まとめ:Kotlinを学ぶなら英語のUdemyかTech Academyがおすすめ
Kotlinは今後需要が上がっていきそうなプログラミング言語です。
そのため、いま見に付けておくと、将来の市場価値が上る可能性があります。
特にAndroidの存在感は年々増しているので、グローバルマーケットを視野に入れていたら、確実に必要です。Javaの後継、というのも良さそうなポイントです。
プログラミングの経験があるか、趣味でプログラミングするため、お金をかけずに学びたい、という人は、単純な金額で見るなら、
UdemyのThe CompleteAndroid Kotlin Developer Courseがキャンペーンの適用対象に良くなっているので安く受講できます。
日本語の本を1冊買って、一通り理解してから、英語のコースを受けると良さそうです。
また、プログラミングの経験が少なく、ゼロからプログラミングをするのであれば、Tech AcademyのAndroidアプリコースがおすすめです。あるいは、オリジナルアプリ開発を経験したい人も同様です。
メンターに質問しながら、オリジナルアプリの開発を目指しましょう。
どうしても初学者は悩んで手が止まってしまうことが多いので、簡単なことから複雑なことまで質問できる環境があるのはとても良いことです。